「似合う髪型」と「やりたい髪型」

こんにちは。

今日は似合う髪型とやりたい髪型について話していきたいのですが、先に似合う髪型とやりたい髪型は違いますよ!という突き落とすような内容ではありません。どちらかというと、もし万が一「やりたい髪型」が似合いにくいものでもいい感じに出来るようにするにはどうしたらいいかな?っていう目線でお話していけたらと思っています。

まず「似合う髪型」についてまずは少し説明をしていきたいのですが、似合う・・人から似合っていると感じることが大切で、実際は統計的なことで「これぐらいがバランスいいよね?」とか理論的に「黄金比だよね」みたいな感じで「似合う」というものを定義していくのですが、そういった時に大きくまず考えられるのが「外面的」な部分と「内面的」な部分です。見た感じの「顔の形がこうだから」「顔のパーツ的に」「首の長さが」「身長が」との部分を基準に似合うというものを考えていくという事が外面的な部分です。ここはある程度の理論が出来ています。顔の大きさが約5:4で出来ていたり(もっというと頭のてっぺんから上顎までが1:1)、目から外側と目の間に1つずつ目が入るバランスが切れだと言われたりします。でも人によって誤差があります。僕の場合は少し求心的で顔のパーツが中心に寄っています。なので目の外側が広いのをカバーするために目の横に髪の毛が来るようにしています。そうやって理想の顔のバランスへ近づけるように髪の毛のインナーラインと言われる「前髪や顔周りのカットライン」を整えます。更に髪の毛のアウトラインと言われるのがヘアスタイルのシルエットになります。

この「アウトライン」は顔型に合わせたり、若々しさ・落ち着き感などへの影響を与えます。例えば【えらが張っている】という方にAラインのスタイルと言われる下の方にボリュームのある髪型をもってくると、よりえらが強調されるようになるため「えらが張っているのが気になる」という方には合わないです。そういったえらの張っている方や丸顔を気にしている方などは顎ラインはすっきりするヘアスタイルを選ぶと目立たなくなるため良いとされます。逆にあごがほっそりとしていて「逆三角」の顔型であれば顎ラインに丸みのあるスタイルの方が気にならなくなります。面長の方は全体的に丸いスタイルが良いですし、四角い顔型や丸い方はトップにボリュームがあるのも良いです。そうやって形での影響とボリュームの位置での印象の違いも出てきます。それがボリュームが上にいると「若い・元気」下に来ると「大人っぽい・落ち着いている」という印象が強くなります。それはどうしても時間の経過とともに年を重ねていくと【下がる】ということが体の変化として出てきてしまい、無意識的に人へそういった印象を与えるからです。形の部分でも赤ちゃんは丸く、大人になるにつれて縦長に変わってきます。なので幼く見せたい時に丸顔っぽくしたり、大人っぽく見せたい時に面長っぽくもっていたりも出来ます。そうやって雰囲気への影響も出てくるのですが、「内面的な部分」としてそういったことがあるかというと。

「性格」に大きく影響してきます。ただ正確という言葉にしてしまうとネガティブになりやすいので「キャラクター」という感じに捉えてください。いつもニコニコ明るい印象の人といつもクールでカッコいい印象の人でもしも顔型やパーツのバランスが同じだとして「似合うスタイル」も同じかというと、何となくそうじゃない気がしませんか?そうなんです、そういった目に見えるわけでは無い内面から出てくるその人の「キャラクター」によっても似合うという種類が変わってきます。例えば形です。「丸、三角、四角」があった時にどういった印象でしょうか?丸は「柔らかい・優しそう」などと感じます。四角は「しっかりしてる・落ち着いている」そんな感じでしょうか?では三角は「尖ってる?個性的?洗練されている?」またちょっと丸や四角とは違った雰囲気がありますね。あとは「色」も大きいです。色の三原色と言われる「赤・青・黄」ではどうでしょうか?赤は「元気・強い・情熱的」青は「落ち着いている・清楚・爽やか」黄は「明るい・軽い」などと特徴がありますね。例えば「大人っぽいけどアクティブ」な印象にしたい時に、ロングヘアに前髪は分けるか流すようにして「縦の印象」を持たせつつ、ヘアカラーを暖色系のレッドやワインレッドのような色を足して染めたりして表現することも出来ますし、髪の毛は短いけど前髪は長めで動きのあるスタイルにカラーは寒色系でアッシュなどを混ぜてみたりしてもいいですね。やっぱり前髪の印象は大きくて、前髪が短いとなかなか「大人」の雰囲気は出にくそうです。

こんな感じで長くないといけない!とか短くないといけない!!という事でもなさそうですね。なのでここで「やりたい髪型」になるのですが、もしも正直似合いにくいスタイルが気になっていたとしても全体的には似合う要素を取り入れてやりたい部分を少し足していけばトータルで見たときに違和感なく「いいね」といってもらえるスタイルになると思っています。イメージは「全体の2~3割」までなら大丈夫です。7割が似合う要素で出来ている髪型は『似合います!!』

関連記事

  1. カラーを楽しむ。色のお話。

  2. 元気な髪の毛を育む「土壌」を作りましょう。

  3. いつまでも綺麗なカラーをするために

  4. ヘアスタイルのモチが良くなる理由

  5. メニュー選びの大切さについて

  6. カラーで痛む理由について

  7. お家で出来る髪の毛の直し方

  8. 梅雨と湿気の季節になってきました。

  9. シャンプーの種類・トリートメントの種類

  10. わたくし真剣に頭皮ケアしていきます

  11. 美容で良くなってきたこと

  12. 髪の毛の乾かす乾かさない問題について