こんにちは。今回は『色』について僕は楽しいと思っているので少しでもお伝えできればと思ってます。
まず最初に【光と色】で違いがあるのって知ってましたか?「三原色(プライマリーカラー)」と言われるものが光と色で違います。
この写真が全てですが、光は「赤・青・緑」。色は「赤・青・黄」になってます。この三原色という基本の色に違いがあるっていうのにまず驚いたのと、光は三原色が同じ力で混ざると白い光になります。色は褐色(茶色)になるんですね。へーー。
ちなみにこの三原色というのは混ぜて作れない色の事です。絵の具などで『色』に関しては理解しやすい部分かもしれませんが光は意外と緑がそうなんですね。
そして昼は白っぽい明るい光で、夕方になると夕日のように赤っぽい色になるのも理由があります。それが光の波長の特徴です。波長は分かりやすく言えば虹です。七色の虹。というように雨上がりなどに出てくる虹は七色に見えます。太陽から出ている光が昼間は上から注がれるためすべての色が混ざって白っぽくなります。
赤い色というのは波長が長いので夕方になり太陽が沈んでいく時に、波長の短い光から届かなくなっていくので最後に波長の長い「赤」い夕日になっていきます。面白くないですか?
少しここでヘアカラーと絡めて考えてみると、夏は日が長い・冬は日が短いという事は夏は太陽が高い位置まで登るのに対して冬は低い位置になります。これがさっき言った昼間と夕方の関係からも分かるように『夏の方が光が強くて白く明るい』『冬は低い位置にある事で少し黄色く光が弱くなります』ちょっとややこしいですね。
これがどういう事かというと、例えば同じ木の葉っぱの色も夏場と冬場で若干違って見える可能性があるって事です。夏場は明るくて青々しい葉っぱで、冬場は少し深みのある色に見えたり。
無意識にそういった季節による変化で気分が変わっているのが人間で、だからそこに合わせてヘアカラーも変えると良かったりって事ですね。ちょっと複雑に説明してしまいましたがまとめると、季節によって見えてる色の景色が変わっているので、その時の気分に合わせて季節のカラーを楽しめるといいですね。って感じでしょうか?
つぎは色のもつ力についてです。
〖色彩治療〗という言葉を聞いたことがあるでしょうか?ネットで調べてもらえば色々と出てくると思いますが、色によって体調不良を治すことができるというお話です。例えば交通事故にあって怪我をしてしまった時には「オレンジ」「パープル」を身に着けるといいよ。というお話を聞いたことがあります。オレンジは前向きに元気を出していき、パープルは交通事故などで心がショックを受けている状態を平常心へ整えていってくれるような作用があると。僕も軽くしか知識がないので詳しいことは調べてもらった方が良いのですが、ここでお伝えしたいのは色にはそれだけ可能性があって色によって印象が違ったりするところです。
《赤》という色を想像したときにどんなイメージがありますか?
情熱的・元気・強い ets
では《青》は?
落ち着いた・冷たい ets
そうやって考えていくと黄、緑、紫、橙、ピンク、茶、ベージュなど印象が違いますね。なので、今なんか気分が上がらないのが悩みで、元気が出るようにしたい!ってときに赤やオレンジをヘアカラーに入れてみてもいいですよね?そう考えるとヘアカラーの選び方も変わってきますね。
あと自分に『馴染む色、馴染まない色』がありますよね?これは自分のもっている肌の色と合うかどうかです。前にも書いたので詳しい説明は省きますが、結果的に顔色がよく見えるとか肌が綺麗に見えるヘアカラーというものがあるのでそれは絶対に取り入れたいところですよね?!
ここまででも、【季節によってのヘアカラー・気分に合わせて、色のイメージを考えてのヘアカラー・自分に馴染む色でのヘアカラー】とカラーをする時に様々な角度から選べるので楽しめる幅が広がりませんか?
人によっては幅が広く、こんがらがってしまって逆に選べません!逆に難しいです!!っていう方もいますかね???もしそう思うなら、これら全てをクリアして正解のカラーをしなければいけない!って事ではないので「今日は気分で色を決めてみようかな?」とか「今日は季節を意識してカラーしようかな?」「今日はいつもやらない色だけど似合う色っていうのを聞いてみようかな?」みたいに楽しむ方向で考えてもらえたらと思います。
そして最後に『髪色の特徴』について少しお話させてもらいます。
理想のカラーがあるとします、人によってその色になりやすい人なりにくい人がいます。それはもともと僕たちの持っている黒髪の種類が人によって違うからです。
よく美容師が勉強する内容で「黄褐色と赤褐色」のメラニン色素で黒くなっていると言います。褐色とは茶色の事です。黒髪も黒いわけでは無いんですね。濃い茶色です。さっきの黄褐色(黄色っぽい茶色)が多い人と赤褐色(赤っぽい茶色)が多い人などが人によって様々なんです。
黄色い人はカラーが抜けるとキンキンになりやすい人で【アッシュ系】などにしやすいです。逆に赤い人は抜けるとオレンジっぽくなる方で【暖色系】と言われる赤っぽい色にしやすいです。そしてそれぞれ逆にはしにくいです。ただ絶対に出来ないという事ではありません!!何回かカラーをする事で反対の色にもしていけます。ですので、ヘアカラーを選ぶときになりにくい色にしたい時は2・3回のプランで考えてもらえたらいいと思います。
どうでしょう?光と色は密接な関係で、様々な特徴もあったりして魅力的じゃないですか?光の波長とかを知ってから見る夕方の【マジックアワー】が好きです。
おまけで、物など僕たちが見ている様々なものに色ってありますよね?この見えている色は、その「物」が吸収できずに反射した色を知覚しているんです。
例えば緑の葉っぱは「緑以外」の光を吸収して緑だけ吸収できずに反射しているので僕たちは緑に見えているって事です。いや~文字にするとややこしいですね~~。でも楽し~~~。