こんにちは。今日はデザインやケアなどのお話ではなく、髪の毛に関する少しスピリチュアルな部分??のお話です。こういった事を信じていない方は適当に聞き流していただいて、興味のある方や内容に共感できる部分のある方は「ふ~~ん」程度に読んでいただけたらと思います。
まず昔から髪の毛には『気』が宿る。と言われます。これは日本だけでなく旧約聖書などでも髪の毛を大切にする文化がある記述があるようです。
『気(エネルギー)』というものは「良い気」もあれば「悪い気」もあります。それに邪気や電磁波なども首から上にたまりやすく、そして「水分」があるとより溜まりやすいやすく髪の毛は蓄積しやすい場所と言えます。なので髪の毛を整えるということは見た目だけではなく、そういった『気』を整えることで精神も整うことに繋がるというお話です。なので何かスッキリしない気分が続くときなど髪の毛が乱れている時かもしれませんね。そういった時に髪の毛を切る(整える)ことで気分が良くなり「運気が上がる」ようになります。これはバッサリ切る必要はありません。もちろんたくさん切ってもいいのですが「1cm」切るだけでも変わるようです。先生に聞いた話でも「髪の毛を適当に切られた方は風邪をひきやすくなる」といった内容の事もありました。僕たち美容師はそれだけお客様の健康にもかかわる事をさせていただいている自覚をもって真摯に仕事する必要があると改めて考えさせられます。
更にスピリチュアルな話になってしまいますが「髪の毛は【神の化】」とも捉えることができ、昔からおまじないや占い・願掛けなどでも使われています。古来から神聖なものとして捉えられているため主に女性の髪を神社や寺に奉納して祈願するという事はよくあったようです。これは身体の一部を神様に納めることで自分の身代わりとして願掛けをするという方法です。逆に髪を伸ばすことでの願掛けも「願いが叶うまで神の宿る髪の毛を切り離さないことで神様と繋がりを保つ」ような願掛けになります。おまじないや占いでも「髪の毛は伸びるのが早いことから生命力の象徴・生命の化身」とされており信仰・呪術に使われてきました。髪の毛に霊力が宿ると言われているため思いが強いほど願いが叶うようです。ただ髪の毛の占いは強力なのでネガティブな願いは避けましょう!ポジティブな願いにのみ使うようにしてください(と言って髪で実際にする事はないですかね・・・?)。
お坊さんや尼さんが髪を剃り落とすのもこういった部分もあるようです。髪の毛というのは俗世とのつながりの象徴で、【欲望を断ち切って悟りを開く】ためと言われます。髪の毛を切る事で仏の道を進んでいくようです。
最近もこんな言葉をお客様から頂きました。「髪の毛って重いんですね」これは実際に髪の毛の重さ(重量)が結構あるんですね。という意味でお客様はおっしゃっていたと思うのですが、おそらく切った髪の毛を量ってもそこまで重くはないと思います、でも首で支えているだけの頭部なのでそれでも影響がある可能性は否定しませんが、それよりも毎日忙しく自分の自由な時間などを取れていない中で自粛などもしているとストレスも溜まってきます。そういった憑き物のようなものも一緒に切れるからというのもあるのだと思います。有難いことに、普段こういったお声を頂いてもいるのですが最近は多いように感じるのは今皆さんが大変な生活になっているからかもしれないな。とこういった事を調べなおしてみて感じています。
ただもし美容院に行けなくても髪の毛をかまってあげることが大切だと思います。気が宿るのは良い気も宿ります。手をかけてあげて良い気が髪に宿るようにするだけでも違いがあるのではないでしょうか?良く言われることですが《好き、嫌い、興味がない》とあった時に一番良くないのが【興味がない】【無視をする】という事です。これは有名な話ですが、お花に毎日「ありがとう」といった花と、「馬鹿野郎」といった花と、「放置した」花があった時に一番最初に枯れてしまうのが【放置した花】だそうです。興味をもってプラスの感情で接することで『良い気』が生まれるのではないでしょうか?なので例え美容院へ行く間隔があいてしまう事情があったとしてもご自身のヘアスタイルに興味をもって自分で今できることで「整えてあげる」。それだけでも変わると僕は思っています。
誰かを否定してしまうかもしれないのですが、髪の毛をいつも綺麗にされている方とそうでない方では、なんとなく『表情』が違って見えるのは僕だけでしょうか?上手い下手では無いと思うので少し手をかけてあげてください。
そして美容師がこれだけ『人』にとって大切な「髪の毛」を触らせていただいているという自覚をもって仕事をして、お医者さんでは無いですがお客様の心の満足と見た目の好感度にプラス『健康』を提供できる職業として皆様に貢献できるように更に勉強して実現できるようにしていきたいと思います。