自分に『似合う』の見つけ方

こんにちは。今日は「自分らしくおしゃれを楽しむ」ための『似合う』を見つける方法について紹介していけたらと思っています。

ヘアスタイルのことを考えるときに、「今の流行りは何かな?」「伸ばしたいな」「バッサリ切りたいな」「気分を変えたい」など色々とお客様からも声をいただきます。その中でも「似合いますかね?」という話はすべてのことに共通するセットで考えていくようなポイントかもしれませんね。では『似合う』というのはどういうモノなのでしょうか?この似合うという話をするときにはまず共通の基準がないと話が進まないので、先に似合うとは何か?という事について考えてから続けていきます。


似合う=???

今回お話していくときに使う「似合う」の意味としては、「その方のお顔がより綺麗に見える」「周りから見たときに素敵に見える」などの要素を踏まえて【似合う=その方の魅力がUPしてより素敵に見えること】という定義にしたいと思います。

こういった定義で進めていくことで、「こういう顔の形であればこのスタイルが似合います」と、あるモノに対して答えを絞っていくような発想ではなく「こういう顔の形であればタブーはこれですね」と似合いづらいモノは明確にしておいてそれ以外のものに関しては合わせ方で似合うスタイルになるという可能性が広がるような考えで行けるように思っています。最低限の似合わないものは気を付けて、後はその時の気分や状況に合わせて似合うスタイルを探して楽しんでいけるといいですね。


タブーを知る

タブーを知るという事が大切なことの一つだと思います。そのための基準が「卵型の顔型」が綺麗だと言われます。なので卵型と自分の顔の形が違うところはどこなのか?それが卵型に近づくのが「似合う」という事で、離れていくことが「タブー」という事になると思います。なので丸い顔の方が丸く見える前髪に、丸いシルエットのスタイルなど「丸、丸、丸」としていくと、丸っていうのは可愛らしいことではありますがバランスがよく似合っているか?というと違うのかな?となってきます。卵型から離れていくことをタブーと考えます。


似合うシルエット

髪型のシルエット、フォルムについて似合うとは?まずは長さです。顔の大きさや身長などによってその方がしっくりくる長さも変わってきます。首の長さもそうですね。それに髪質によってもボリュームが出やすかったり出にくかったり。背の低い方が超ロングヘアだと頭が歩いているように見えます。「安室奈美恵」さんも本当はあれだけのロングヘアは似合いません。オフショットでの彼女は似合ってない可能性もあります。でも僕たちが見るときはいつもヒールの高い靴を履き身長が高く見えるようにしています。詳しくは知りませんがロングにしているのはダンスなどが映えるアイテムでもあるからかもしれませんが、似合いづらくなるところをヒールでカバーするという方法です。このように自分の生活でどこを一番大切にするかでも微妙に変わっていきますね。僕も少し勉強しただけで全然身になっているわけではありませんが「造形学」のなかでも長さのバランスがあります。黄金比、白銀比と言われたりします。コピー用紙などのA4の紙も「約1:1.4」というバランスの良いとされる規格になています。

お顔がよりよく見えるには顔の大きさだけでなく首の長さもそうですし目や鼻などのパーツの位置などでも微妙に変わってきます。本当に複雑な要素の中で似合う長さを考えます。

そしてインフォルムと言われる内側のシルエットも大切です。さっきの目などのパーツの位置に対して直接的に関係してきます。丸く作るのか?直線的にするのか?表情・顔の印象にはやはりインフォルムの方が強く影響を受けます。前髪の長さが少し違うだけでも印象が違いますよね?やはり特に女性は毎日メイクもしますしお顔への意識は高いので少しの変化でも分間に感じるのではないでしょうか?

形でいえばこの「外側のシルエット」と「内側のシルエット」が大切です。


見た目とは違う似合わせ

タブーも含めてさっきまでのは見た目の印象になりますが、これとは別に人の内面や内面から感じる他人から見たときの印象というモノもあります。簡単に言うと【キャラクター】ですね。ここを前面に出すと今まで説明したことを完全に覆すことにもなります。それは何か?というと「お笑い芸人さん」を思い浮かべてもらうと分かるのですが、太った芸人さんが丸いボブで前髪もパッツン!!というのをよく見かけませんか?それに「エラの張っている芸人さんが」耳したぐらいで長さを切ってエラ全開にしていたり。これはあえて似合わないことをすることで「インパクト」を他人に与えるからです。芸人さんたちは少ないチャンスの中で覚えてもらわないといけないので、少しでもインパクトを残せる努力をされています。なのであえて「タブー」をしているようです。それでも売れてきて年齢を重ねると前髪など変えないところもありますが、全体的にはとても似合わせを意識したヘアスタイルに変わってきています。ある意味では自分が印象的に映るための正解ではあるため「似合っている」と言えるかもしれませんね。人と違ったことをして】笑顔にさせてくれるのが芸人さんであれば「似合って」います。

これは極端な話ですが、気分によってや性格的にOKという事は意外にもあるのでそこは色々なお話を聞かせてもらいながら感じ取らせていただけるとスタイルに反映していけるのでは?とおもうので美容師と長く付き合うメリットはこういった部分もあると思います。

そしてそもそもの話になりますが統計的な部分が多く、丸いものが好きなら丸いほうが良いわけですが一般的に多くの方から「いいね」と言ってもらえるような似合うスタイルであればという話になります。それに要素が多く難しくもあるので美容師さんと相談しながら「要望はしっかり伝えて」もらうといいと思います。

 

皆様が健康で笑顔でいていただけると嬉しいです。

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