今では当たり前のようにやっている『髪の毛を切って形を作る行為』ヘアカット。実は100年も歴史がないんです。髪の毛を切る行為はさかのぼれば大昔からあったようですが今のようにカットするようになっていったのは『ヴィダルサスーン』という人の影響です。名前は聞いたことあるかもしれませんがヘアカットの生みの親だとは知らない方もいるかもしれませんね。この人が色々な形に髪を切ることで造形することを進化させました。日本へは1980年代ごろに入ってきたようです。医療などに比べてはるかに遅いですね。なので未だにカット理論が全理美容師内で確立されていない(個人個人やお店ごとに確立していることは多いです。)というのもまだまだ美容界で進歩していくべきところだと思っています。
なんなら名前とかも好き勝手つけるのでお客様が混乱しますよね。〇〇パーマ。とか色でも○○カラーとか。しかも言ってる美容師によって内容違うし。混乱させていてすいません。美容界全体でもっとお客様が分かりやすくて選びやすいシステムにしていく必要があります。
話が変わってしましましたが、カットの話に戻るとまだまだ歴史が浅い分野だという事ですね。それでも進歩というか進化に近いぐらい成長してきている部分でもあります。だから今何をしても自分の髪の毛は質が悪いから上手くいかない!!って思っている方ももう少し期待して付き合っていただきたいです。きっと今よりももっと色々な方が喜んでもらえる技術が出てくると思いますので。