髪のダメージケアについて④ (細い・軟毛編)

髪の毛が絡まってしまったり静電気を帯びたり、切れ毛や枝毛など圧倒的になりやすいのがこういった髪の毛の方です。外人さんも髪の毛は柔らかいのですが日本人とは違い、髪の毛の表面のキューティクルも多いですし油分も多いです。その反対にハリコシに関係するケラチンたんぱく質は少ないです。なので薬剤に強い髪と言えます。しかし切れやすいという部分では日本人の細毛の方と同じ特徴があります。

細い方は髪の毛の内部のコルテックスという部分が少ないです。更に軟らかい方は外部のキューティクルが少ないです。

細毛の方がヘアケアをしようと思う時に注意することは、ケアはしっかりしたいけど重たくペタッとなるのは避けたい!という点です。一般的にヘアケアは油分中心のモノが多いので選ぶモノを間違えるとペタッとしてしまいがち。水分と軽い油分を髪に補給しつつ表面のケアを特にしっかりとすると変わります。表面もオイルの膜を作るイメージよりも薄い殻を何枚も重ねるようにして髪の強度を上げつつ重くしないで手触りと艶を出していきます。

そしてダメージが表面化するのも早いので常に髪の内部と外部のケアを進めていくことをオススメします。

シャンプーやトリートメントもハリコシタイプかさらさらタイプにして、洗い流さないトリートメントもミスト+オイルのようにしていきます。当然ものによって油分の量も違いますので美容師と相談してください。更にクセがある方は絡まるという事も多いので、水溶性のシリコンで表面のツルツル感を出すこともいいかもしれません。「シリコン」というと悪いもの!!のイメージがあったりしますが、シリコンにも種類がたくさんあり必要であれば使った方が良いシリコンもあります。美容室で取り扱っているトリートメントでもシリコンが入っている物はあります。

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