隠す・ぼかす・活かす。の白髪染め

年々変わっていく体を実感しますが、髪の毛や頭皮も変わっていきますよね?頭皮は乾燥しやすくなったりしますが気づきにくい所でもあるかもしれません。髪の毛に関しては大人女性のお悩みとして1.白髪 2.パサつき 3.クセ という風に言われます。やはり一番気なるのが【白髪】という事で、白髪染めの仕方を3種類の角度からお話してみます。

まず「隠す」は、白い髪の毛が他の黒い髪の毛と同じ色になるように染める。という感覚です。必然的に『暗く』しか染めることが出来ません。お客様の中で「白髪染めは暗くなる」という印象があるのはこのせいです。以前はカラー剤の性能やカラー施術の考え方とテクニックも今よりも少なかったので、この「隠す」ように染めることが多かったです。

次に「ぼかす」です。これは僕が今一番多くお客様に提案している染め方です。〖白髪という一番明るい髪の毛〗と〖黒髪という一番暗い髪の毛〗がある事で白髪が目立ってしまいますが、「白髪を明るめの茶色」に「黒髪を暗めの茶色」に染めることでその差が減り白髪が目立たなくなります。至近距離で白髪のある所をめくるように見れば分かりますが、まず他人とあってもそんな距離でコミュニケーションをとるわけでは無いので分かりません。結果的におしゃれ染めと変わらないような明るさでカラーが出来るので色を楽しめると思います。

最後に「活かす」といいう染め方です。これは簡単に言うと《白髪を茶色で染めない》という感じです。元々明るい白髪を活かして色を入れてしまう。「赤やピンクや紫」などお肌の血色がよく見えるような色が好まれますが、全部白髪の人がやっているのは分かりやすいかもしれませんが白髪がまばらな方でも全体カラーにブラウンを入れずに染めて「白髪は鮮やかな色」で「黒髪は彩度高めのブラウン」といった仕上がりになります。

このように白髪染めでも考え方で色々な染め方が出来ます。一番多いのは「ぼかす」という染め方で『明るめの白髪染め』が出来るのでオススメです。白髪があってもカラーを楽しめるといいです。

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