髪のダメージケアについて①(乾かす編)

ダメージが気にならないという方のほうが少ないのではないでしょうか?それにいざダメージケアをしようと思っても何をしたら本当に効果が出るのか?も分からない。という方もいるのでは?よく言われる、「トリートメントをしましょう」「ちゃんと乾かしてくださいね」「オーガニックが良い」など情報が多く『自分に何が良いのか』という時に迷ってしまいます。

なるべく多くの人の参考になるように少しずつ色々な方に合わせたケアの仕方をご紹介できたらと考えています。

まずは全員の方に当てはまる事で「乾かす」必要性についてご紹介します。昔からドライヤーをすると痛む。というった事も言われるため、乾かした方がいいのか?乾かさない方が良いのか?乾かさないとどうなってしまうのか?この辺りについてです。

乾いている状態と濡れている時で髪の毛がどう違うのか?まず髪の毛はほとんどの時間乾いている状態ですよね?放置すると自然と乾いてきます。乾いている状態が髪の毛にとっての素の状態です。これが濡れるとどうなるか?

髪の毛のこの表面のウロコの様なもの、これがキューティクルなのですがこれが少し開いてきます。乾いているとピタッと吸着したような状態が少し緩む感覚と言いますか。これを膨潤というのですが、乾いている時よりも濡れると髪の毛が若干柔らかく感じると思うのですが、これがキューティクルが緩み膨潤した状態です。ちなみに髪の毛の硬さはこのキューティクルの枚数によって変わると言われます。人によって違うキューティクルの枚数が多いと硬く少ないと柔らかい。このように髪の毛の柔軟性に関係している表面のキューティクルが濡れることでゆるみ「キュッ」としていたものが「ゆるっ」となります。

「キュッ」っと吸着している状態では擦れても影響が少ないのですが、膨潤してゆるんで少し開いている状態のキューティクルに「こする」力が加わるとどうなると思いますか?剥がれそうじゃないですか?例えば普段、指をこすってもなんともないですが「ささくれ」が出来ている所をこするとどうですか?痛いですよね?ささくれが広がったりひどいと血が出ます。これに近い影響を髪の毛も受けてしまい結果としてウロコの様なものが所々はがれてしまい、結果として【髪の毛がザラザラする】といった手触りに影響してきたり艶が無くなってしまいます。

当然、濡れたまま寝ると擦れることが多くダメージは大きいです。寝ないとしてもどんなタイミングで髪の毛の負担になっているか分かりません。なるべく早く乾かしておくことで防げるのであればそうしておくといいのではないでしょうか?

 

あと濡れた乾くときに髪の毛の形が決まります。乾いた後では高温の熱でしか形を変えられません。ですのでヘアスタイルを整えたいのであれば乾かした方が良いという事です。自然乾燥だと特にクセは出ます。半乾きから乾かすと、乾いてしまっている髪と濡れている髪が混在しているので思ったよりもクセがまとまりません。こういった目線でも早めに乾かすことをオススメします。

 

あと最近は髪の毛を綺麗にしていくドライヤー(痛まないどころではなく逆に良くしていく)もありますのでそちらを使うといいと思います。全然違いますから。

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