カットで痛ませずに、髪質が良くなったように感じる理由です。
用途に分けてカットします。
ハサミの特徴を考えて、ハサミの良いところが活きるように。
これだけハサミを用意してます。本当に使ってるのかな?と自分で思い返します。
でも考えてみると全部使ってるんですね。
このハサミちゃん達は、カットのベース作りで。
建物でいう土台です。柱や壁など基礎的な。
真っすぐ切るものもあれば、わざとギザギザ切るときに使うものもあります。
これは皆さんも一回は触ったことがあるのでは?
すきばさみ
ですね。美容師はセニングって言います。動きを出したり量を減らしたり。
注意点は、痛んでいる髪やクセ毛、細い髪の毛にいれるとバサバサしやすいです。
でも軽さの持ちが良いので、健康な髪の人にはいいかもですね。それに動きが欲しい所に。
これは最初の3本と似てますが、わざと切れないようになってます。
そうやって髪を彫刻のように削りながら形や動きをつけてくれます。
削るというと痛みそうですが、上手な人が切ると「艶を残しながら量を減らせます」痛みにくいです。
そして色々な角度から自分の思い通りに入れられるので、動いてほしい方向に動かせます。
内巻きー外巻きー左ー右ーって感じに。
そして痛ませない!という時に一番核として考えているのが、
この最初の3つの内の一番上のハサミ。
小さいですよね。細かい事ができるんですね。
このハサミで1本1本切るように、量を減らしたり形の調節をします。(決して格好つけているわけではありません)
そうすると、何よりも痛まない。でも難しい。
カット=切る
切るという事はなんだかんだ言っても傷つけてしまいます。
だからなるべく傷つける髪を少なく、でも可愛くオシャレに髪型を作る。
その為にハサミもいっぱいいるみたいです。
ちなみ100均のハサミなど安いものは、更に
切るというより、ねじ切る・引きちぎるって感覚に近いので痛みます。
なるべく止めてあげてくださいね。
お客様の人生に寄り添える美容師になれるように日々精進していきます。