夏は明るめ。冬は暗め。と何となくお客様からオーダーを受けることが多いですが、本当にそれが良いのでしょうか?ではなぜそう思うのでしょうか?
今回は内面的な部分と外面的な部分に分けて考えてみたいと思います。
まず内面的な部分というのは、「気分」です。暑い時期の気分と寒い時期の気分は違いませんか?暑い時期は基本的には気持ちがオープンになっていることが多いと言われます。服とかも当然冬よりも露出が高いですよね?そういった事も相まって開放的な気分になりやすいのが暑い時期です。そうなると髪の毛も暗いよりも明るいほうが良いと思うのではないでしょうか?ただ意外と春も、寒い時から暖かくなっていって気温差が出てくるのでイメチェン時期だったりもします。このように暑いと気持ちがオープンになって明るくしたくなる。と。
では寒い時はどうでしょうか?冬は外に出ても寒いのでいつも力が入ってしまいますよね?それに若干姿勢も猫背に丸まるようにして寒さをしのぐ姿勢になる事もあります。そうやって内に内に向かう時期です。気持ちも保守的になったりします。そうなると派手な印象よりも落ち着いた印象を求める傾向にあると思います。結果的に暗めの落ち着いたカラーを選びがちかもしれませんね。
では外面的な部分はどうでしょう?今の寒い時期なんかに暗い服が多い?色物よりもモノトーン?当然厚手の重厚感のある服になっていく事はあるでしょう。それでも冬も色物を着てます!黄色が好きなので少し落ち着いたトーンの黄色をメインに服をコーディネートしています!っていう人もいるかもしれません。こう考えたときに「冬は暗めのカラー」でいいのでしょうか?やっぱり違った方が良いですよね?想像してもらうと『黒いロングコート』に金髪。まるでハイウッド女優のようなインパクトがありますね。そういった印象に持っていきたいならありかもしれませんが、日本人の肌だと合わなく感じることが多いのでは?逆に冬だけど『色物のカラフルな服』に暗めのカラーだとどうですか?頭だけ地味な感じになりそうですね。
やっぱりヘアカラーを考えてもトータルバランスなので、普段来ている服が明るい色モノの服が多いのか?落ち着いた服が多いのか?などその時のファッションとも併せて考えてもいいのではないでしょうか?