美容院に行ってから次に美容院へ行くまでに

今日は皆さんが関係してくる、ヘアスタイルが変わっていくお話です。これは「美容院に行ったとき」は、やりたいヘアスタイルにしているのでしばらくの間はスタイルが決まると思います。それが1か月前後で髪の毛の長さが伸びたり、重くなってきたりして最初のスタイルを作るようにブロー・スタイリングをしても決まらなくなってきます。こういった時にどうしてくのか?というお話です。特に今回は自粛のなかで美容室へなかなか行けない方も多いと思ってこうったものをご紹介できたらと思っています。

まず当然髪の長さ(スタイル)によっても崩れてくるスピードは違います。大げさに言ってしまうと『ロング』の方は気にならない方もいるぐらいですが少しでもさんこうになれば幸いです。逆にショートの方で言うと2週間から3週間ぐらいで気になってくることもあります。お客様の髪質とヘアスタイルとのバランスで「やりやすい」「やりにくい」というのもある為、モチが良くなるように最善の努力はしているものの結果として早めに崩れてしまう可能性があります。崩れてくるポイントは【長さ・重さ】だと思います。

まず【長さ】となったときにどこの長さが気になってくるか?でも変わってきますよね?前髪が伸びたときにどのようにしていますか?前髪を長くしている方はそうでもないかもしれませんが目にかからないように下ろしている方は一番早く伸びたことを感じるのが「前髪」という方は僕の肌間隔でも9割ぐらいのお客様が思っているように感じます。その為に少し短めにカットすることもありますがそれでもやはり伸びてしまいます。そういった時に分けたり流したりしていると思います。ただ「分ける」ようにしてしまうと【トップがペタっと】してしまいやすいです。なので基本的には流すイメージでトップの毛がなるべく前にくるようにスタリングするといいと思います

トップや後頭部などの長さが伸びて綺麗なシルエットになりにくい方は、まず「ドライヤー」で根元に風を当てましょう。この時の一番の注意点が『冷ます』ことです。温風を当てることはあると思いますが冷ましていますか?髪の毛が冷めることで形がつく性質があります。なのでボリュームが出にくくなった部分の根元に暖かい風を当ててそのまま髪の毛を持って冷めるまで待つか冷風を当てて冷ましてあげましょうふんわりします。それでも足りない場合はコテなどの道具が必要です。綺麗に巻いた時に1回転から1回転半ぐらいまでのモノを使うとカールがつきすぎないでやりやすいと思います。

髪の毛の長さが伸びて困るところで「前髪」「トップ・後頭部」というところをご紹介しました。次に重さの部分です。重くなりやすいのは「耳から下」の部分だと思います。特に【耳の後ろ】が髪の毛の重さがたまりやすい所です。手で触って重くなるのもそうですがボリュームが出てきてシルエットが変わってきたりもします。こういった時に皆さんはどのようにされていますか?下にボリュームが出てくると「落ち着いた印象」「大人っぽい雰囲気」の印象が出ます。悪く言うと「若々しく見えない」ようになってしまいます。なのでこの下の方の重さが増えてきてボリュームが出てしまう事は大きな悩みの一つだと僕は思います。対処法としてはまずはトップのボリュームアップを考えることです。さっきの話とも重複しますが、ドライヤーやコテなどの道具を使ってなるべくトップの方にボリューム感が出るようにスタイリングをします。そうすると自然とスッキリ見えてきます。あとは逆にボリュームを抑えるようにして耳下を乾かすというのもいいかもしれません。トップの時とは逆におさえながら乾かして冷風などで冷めるまでおさえてあげると意外と効果的です。あと裏技的に『耳にかける』と言事が出来ますこの時に耳の周辺の髪の毛を全てかけてしまうと逆に耳後ろに髪の毛をためてしまう事にもなるので、オススメは耳上の髪の毛を内側だけかけてあげるやり方です。こうすると耳周りが軽く見えて下の方がすっきりします。

こんな感じで重さが出てくることへの対処をしていただけるとスタイルがもう少し持つようになります。あとこれは感覚的にですが、徐々にスタイルが変わっていくと思っているといいと思ってます。カットしてすぐと次に美容院へ行く前とでは違うスタイルだと思ってスタイリングを変える。と思っているという感じです。僕もタイミングがなくて美容院へ行けない時があるのですが、少しずつ違うスタイルにスタイリングを変えていきます。同じスタイルを目指してブローする方が大変だと思います。

最後に大切なのがスタイリング剤です。僕自身スタイリングする時に「ジェル」「ハードスプレー」などを使うのですが、ジェルメインでする時とスプレーに頼るときとあります。特にスプレーを上手く活用すると伸びてきた時にスタイルが1日決まった状態で過ごせると思います。

「シュッシュッシュッ」と部分的にやったり「シューーー」と全体的にふわっとかけたりしてスタイルに合わせて使います。

細かい部分など直接聞いていただけたらと思います。

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