ダメージと言えば!みたいなフレーズで「枝毛」「切れ毛」が出てきますよね?どうして枝毛になってしまうのかをご紹介します。
出来れば枝毛や切れ毛になりたくないものですね。ダメージも急に表面化してきますが、進行していくのにも順番があります。髪の毛の表面にあるキューティクル。
この木の皮のようなウロコの様な部分がダメージで剥がれてしまいます。そうすると蓋が空いてしまうので髪の中の栄養素が出ていきやすくなります。そして髪の中の成分が抜けていき水分が減り油分も無くなっていきます。そうして髪の表面と中身が無くなってある所までいくと枝毛のように分裂してしまいます。
顕微鏡で見るとこんな感じです。すごくないですか?ボロボロです。自分の髪の毛の枝毛を見てもそんなに細かく見えてないので、2つに分かれてるなー。ぐらいかもしれませんが拡大するとこんな状態です。そりゃあ枝毛になるわってなりますよね?
これが
これですよ。そして枝毛や切れ毛は治りません。指などでささくれになってもそのうち治りますが、髪の毛は死んだ細胞(細胞分裂してない)なので治っていきません。そして元に戻るトリートメントのような物は今のところありません。だからならないようにする事が大切です。では何が原因でなるのか?
- カラーやパーマ
- シャンプーなど日常生活
- ブラシや寝ているときの摩擦
- 紫外線
など色々とあります。そしてカラーやパーマをする事よりも日常生活での【ダメージの進行】の方が影響大です。それに摩擦に関しては前回の「乾かす編」でお伝えしましたが濡れていると影響大です。紫外線は季節によっても違いますし、これも濡れていると影響大です。
意外とカラーやパーマをする事自体のダメージは小さいんです。でもカラーやパーマをしていな人と比べたときに全然違いますよね?それはダメージしていく『原因』に『きっかけ』になるからです。最初にもお伝えしましたが髪の毛の表面から痛んでいきます。徐々に徐々にダメージが進んでいきます。カラーなどでダメージのきっかけが生まれ、日常生活でその傷を広げていく。こういったイメージです。
いやいやでもカラーやパーマをしたその日にかなりだダメージ出ましたけど!!という方はヘアケアにも問題があるかもしれません。それはダメージを「治す」のではなく「隠す」タイプのヘアケアです。トリートメントは全て油分です。この油分をカラーやパーマのお薬は分解してしまいます。油分でダメージを隠しているだけだとカラーなどでそのベールが剥がれると今までの蓄積したダメージが一気に表面化します。それでカラーやパーマをしたタイミングでダメージが一気に出たように感じます。でもこれは元々あった隠れていたダメージが表面化しただけです。(なかにはブリーチやストレートなど過度の負荷がかかる施術で一気にダメージが進むこともあります)
枝毛などを予防するためには、カラーやパーマ後しっかりケアをしてダメージを修復していく事。しっかり早く乾かしてダメージしにくい状態にする事。紫外線対策も顔や体だけでなく髪の毛や頭皮もしてあげる。
Lilasでは
ファイバープレックスという処理剤を使い枝毛や切れ毛を防ぐように施術しています。