コテやアイロンを使う方の必須アイテムは

毎日のお手入れで「コテ」「アイロン」を使う方はどれぐらいいるのでしょうか?よく《寝ぐせ直しに》とか《アイロン前に》という商品も売られていますが、個人的に僕が使った方が良いと思うのは『オイル』です。

結構『オイル』といわれると【ベタつく】心配をされる方も多いのですが、基本的にはそうではありません。手触りがサラサラになるものがほとんどです。物によってあえて重たい仕上がりになるように設計されているもの以外は基本的にその心配は必要ないと思います。そしてどうして『オイル』が必須だと思っているかというと〖オイルは熱を逃がしてくれる〗性質をもっているからです。やはり髪の毛も高温でアイロンが触れると痛みます。その温度をじんわり逃がしてくれます。触れている所に一点集中で熱が加わらないというかそんなイメージです。例えるなら料理をするときにフライパンに油をひかないと焦げてくっついてしまいますが、油をひくと熱が分散するため焦げにくくてくっつきにくいですよね?髪の毛でもそういった効果が得られます。なのでどうしても高温になってしまう「コテ」や「アイロン」をする際は『オイル』を付けた方が良いと思っています。

つけるタイミングは乾かすときです。夜乾かして朝は霧吹きなどで湿らすだけという方は夜に。朝ビチョビチョに濡らして乾かしなおす方は朝につけます。いつもベース剤(洗い流さないトリートメント)をミルクやミストやクリームなどを使っている方は重ねてつけると良いと思います。ただ重ねてつける場合は2個つける分ベタつきやすくなったり質感が理想と違う場合は色々と変えて試してみてください。2つつけてちょうど良くなるように。

特にこの熱での変化は不可逆変化と言い、元に戻りません。ゆで卵を生卵に戻せる方がいたら教えてほしいのですが、それと同じで高温の熱で髪の毛のたんぱく質が変質してしまうと元に戻らないので、そうならないように予防をする事が一番なので意識していけるといいですね。

関連記事

  1. 朝シャン派?夜シャン派?

  2. 寒くなって来た時についついやってしまう危険

  3. コテを巻くときの注意!

  4. ドライヤーの選び方

  5. 薄毛予防について⑤

  6. 髪のダメージケア⑦ (8割の原因編)

  7. 朝に髪の毛を直すときの注意点

  8. 朝のブローについて

  9. クセも生かしてコテ仕上げ

  10. ボリュームが出ないコテの巻き方

  11. 美髪にする方法

  12. 髪のダメージケア⑥ (ドライヤーやコテ編)