お客様のカラーでのアレルギーによるかぶれ防止の為に、
こういったカラー塗布用のコーム(くし)をつかって施術をしています。
ポイントは、
- 頭皮につけないで塗る
- でも根元から染める
という技術になります。
お客様としては《冷たくない・しみない・乾燥しない》といった不快感が減ります。
そして効果として望めるのが、
- ジアミンアレルギーなどカラーでのアレルギーを抑えられる
- 頭皮を乾燥から防げて、白髪や薄毛の原因を抑える
- 結果的に綺麗な髪の素材を守る
こういったことにつながります。
先日もお客様で、とても頭皮が乾燥している方がみえました。
その方はいつもカラーをして帰るときには痒くて仕方ないそうです。
カラーを塗っている最中から「全然違う」と言ってくれ、帰りも全然痒くならなくて感動しました。
と言って喜んでくれました。
昨日も後輩の子が染めに来てくれたのですが、ブリーチしてからカラーを重ねないと
出来ないような色を希望していました。でもいつもブリーチ後は荒れてしまうそうで
どうしよう?と悩んでいました。
ブリーチもその後のカラーも全てゼロテクで染めました。
「ブリーチも全然痛くない!」「その後のカラーも痛くない」と喜んでくれ、
希望していた透明感のあるピンク系のカラーをしてあげることが出来ました。
ゼロテクで根元から染めるのは技術もいるので、まだまだやってくれる美容師さんも
少ないかもしれませんが、お客様の事を考えると必須になってくる技術だと思っています。
ただ一つデメリットは、
伸びてくるのが少し早いです。
地肌からベタベタとハケで塗る通常の技術だと、若干毛穴の中の部分まで染まっているのでしょうか?
ゼロテクで根元からきっちり染めても、ベタベタと頭皮から塗るほうが若干モチが良いです。
なので、そこはお客様に選んでいただく部分だと思いますが、
頭皮のことを考えてゼロテクで塗るか?
モチを考えてベタ塗にするか?
未来のことを考えるなら僕は「ゼロテク」を推奨します。