問題です、これは何でしょうか?
前に合った「マリオ」に似ているようですが息子的には違うようです。
答えは「サンタクロース」だそうです。
ウィスパーの方が似てます。
カラーをしている方は、美容室で約8割ぐらいらしいです。その中でも結構多くの方が『オレンジ』を毛嫌いされている方が多いように感じてます。特に日本人の髪質で多い黒髪の方は、カラーして色が抜けてきた色が少しオレンジ味を感じることもあって「なるべくオレンジにならないようにしてほしいです」と。
ふと思い返して面白くなってきたのですが、この間来てくれた後輩の美容師の子もお客様にはオレンジのカラーをオススメするときもあるのに「今回こういう色にしたら抜けたときにオレンジっぽくなりますかね?」とオレンジが嫌なのかな?って感じるようなことを言っていました。ただその後輩の子も『オレンジ』という意味のニュアンスが違う事を言っているのですが、
カラーが抜けてきたオレンジ
と、
オレンジ系のカラー
は別です。
オレンジを含んだブラウンとかは僕も本当に綺麗だと思っています。でもオレンジでカラーしてみませんか?といってもなかなかいい反応をいただけません。当然、僕のプレゼンテーション能力の低さもありますが。ただお客様の中に先入観があるのも一つの理由かと・・・。それにお客様の心理でも〖自分に似合う髪〗にしたい。とは思われているかと思います。「抜けてきたらオレンジになる」とは元々もっている日本人のそのお客様の髪質であり素材なので、自分に似合う要素なのだとも思います。例えばカラーで似合うというのは、その色に髪の毛があることでその方自身が素敵に見えることです。具体的にしていくと、「肌が綺麗に見える、目が綺麗に見える、若く見える、白く見える、元気に見える」など周りの方から見て『素敵』に見えることを似合うカラーだと思います。
そういったゴールを考えたときに『オレンジ系』のカラーはとても可能性のあるカラーだと思います。やりたくもないのにやらないで良いと思いますが、先入観で食わず嫌いみたいになっているなら可能性を狭くしてしまう事なのでもったいないとも思います。
オレンジブラウンやオレンジ系のヘアカラーもチャレンジしてみてほしいです。そして抜けてオレンジになった時にヘアカラーが汚く感じるという事も事実ではあります。そう感じないようにカラーをする期間を考えるほうが僕は重要なのかな?と。実際ほとんどの色にしても同じ髪色に抜けてきます。そうならないカラーの染め方も色々とありますがそれは別の機会にご紹介しますね。
僕としてはカラーが好きで、色々なカラーの薬剤があります。その全てがお客様にとって喜んでもらえる薬剤だといいなと思うので、世の中のアンチカラーとして扱われえる色が無くなるといいですね。
パーソナル診断などもありますが、日本人の良くないところは正解を絞る体質なところです。極論は正解を一つにすることで落ち着く性質です。色でいうなら、「あなたはスプリング系のパーソナルカラーだから〇〇が似合います」こうなったときにその色以外はしないほうがいいのかな?ってなってしまうところです。そうではなく似合わせ理論がある以上NGは存在しますが、それだけだと思います。ほとんどの色が少し工夫すれば似合う色にもなるという事です。だってピンクでも「サーモンピンク」もあれば「チェリーピンク」などもあります。全然色合いが違いますし、イエローアンダー・ブルーアンダーさえも違ったりします。ですので自分に似合うものを絞るのではなく似合わないNGだけはしっかり把握して似合うものを楽しんでみてはどうでしょうか?