日焼け UV(紫外線)について

今日は暑さも本格化してきた今日この頃ですので、【紫外線】について掘り下げてみようと思っています。先にお断りさせていただきたいのが、男の僕なんかよりも正直お客様の皆様の方が「日焼けなどについて」詳しいと思いますので、再確認の意味や聞き流すような感じでサクッと見ていただければと思います。

まず紫外線の種類がUV-A UV-B UV-Cと三種類あるようです。このうちUV-AとUV-Bがオゾン層を通過して僕たちに影響を与えています。

UV-Aの方が一般的に危険が少ないとされますが「皮膚の加齢・DNAへのダメージ・皮膚ガン」の可能性などに影響する。日焼けはしないが皮膚の中に浸透する。UV-Bは日焼けの原因になる。という事みたいです。もちろん一年中「日焼け止め」などUV対策をしている方がほとんどだと思いますが、特に『4月から紫外線が多くなりUV-Aがまずは注意が必要になります』じつは5月が一番多いという話を聞いたことがあります。化粧品のメーカーの方に講習をしていただいたときに聞いた話ですが、夏の方が紫外線が【強い】のは事実ですが5月が一番紫外線が【多い】らしいです。これは日照時間の差なども関係していると思うのですが、5月の紫外線ケアを怠ると「しわ・たるみ」の原因になるという話でした。さらにその方が教えたことをお伝えさせていただくとエステなどでお肌のケアをする際に表皮のケアはターンオーバーの28日(約一か月)で改善が見込めるのに対して、しわ・たるみは真皮へのダメージの為「3年」のスパンで考える必要があるようです。このように後々のダメージに大きく影響するのが春からの紫外線だからしっかりやるように!!とおっしゃっていました。

ここで紫外線ケアの日焼け止めなどに書いてある効果の目安になる表記についておさらいがてら書いてみます。

PA:UV-A防御指数ともいいます。皮膚の黒化 「PA+、PA++、PA+++」の三段階で+の数が多いほど効果は高くなる。

SPF:UV-B波からの日焼け防止効果の指標。SPFの表記の例として20分で赤い斑点が出てくる方がSPF30の日焼け止めクリームを塗ると「20分×30=600分=10時間の日焼け止め防止効果」という感じです。

という事です。やはり紫外線を抑える成分が肌に刺激がある為、効果の高いものほどお肌への負担も比例して大きくなるという事ではありました。それに紫外線を【防ぐ】という効果でも《反射》させて防ぐものと《吸収》して防ぐものなど違いがあったりもするようです。やはり肌のことまでしっかり考えてあるものの方が高いみたいです。僕の教えてもらったもので、さっきの「紫外線を防ぐ」成分がナノカプセルに包まれるように設計してある日焼け止めは紫外線からは守りつつその成分が肌に負担にならないようにしてあるようでした。確かにカプセルで包まれていれば刺激が少なそうですよね?そんな感じで高価なものは色々な工夫がしてあるようなのでそっちを選びたいです。ここまでは本当に皆さんの方が良くご存知の内容になってしまっていると思ますが、ここからは紫外線の頭皮に与える影響についてのお話です。

まず皮脂膜が紫外線から頭皮を守ってくれる!!というのが重要なことです。皮脂膜とは頭皮から出てくる「水と脂」が混ざってできたものです。必要最低限の皮脂膜を『保護膜』と言ったりもするので頭皮にとって大切なものなんだなというのは伝わるかな?と。それを踏まえて気を付けてもらいたいのが朝にシャンプーや温度の高いお湯で頭を洗う行為です。これは以前にも書いたのですが朝に皮脂膜を取ってしまうと無防備になってしまうからです。直接頭皮が紫外線の影響を受けると乾燥したり老化したりする原因を作ります。頭皮(土壌)がダメージを受けて髪の毛(作物)が痩せてしまう事になります。分かりやすい症状で言えば【薄毛や白髪】です。こういった事を極力避けるためにも朝に頭皮を外部の刺激から守ってくれる皮脂膜をとる事は避けましょう!

ここで少し過剰に捉えて、「じゃあ皮脂膜が守ってくれるならたくさんあった方が良いからずっと洗わずにいた方がいいってことでは!?」ってことにはならないと思いますが補足していくと、【皮脂膜が紫外線で酸化される。】という事が起こっています。頭皮を紫外線から守ってくれている皮脂膜ですが、その皮脂膜も紫外線で酸化していくんですね。そうなると近くの正常な皮脂膜や細胞を攻撃し、酸化を広げていくって言われています。なのでしっかり1日1日リセットすることが大切になってきます。リセットは単純にしっかり洗い落とすということです。しっかり洗い落とすためには「きめ細かい泡」をたてて頭皮全体にいきわたらせることです。特に耳の後ろや襟足付近など洗い忘れやすいのと女性はメイク落としの漏れがないように生え際もしっかり泡をいきわたらせます。ちなみに皮脂膜の酸化が進むと固形になって毛穴を詰まらせます。頭皮に良くないのが想像つきますよね???

頭皮用の紫外線ケア剤もあります。帽子などでケアしていただければ大丈夫だとも思いますが、帽子をしない人・心配な人は使うといいですね。日傘ってあると思うのですが紫外線カットの効果は2年間って聞きました。2年たったら買い換えましょう。ということは帽子ってどうなんでしょう?そこは知らないので調べてみます。

最後に確認問題で「日傘として効果の高いものはどっちか?」

  1. 外が「黒」内側が「白」
  2. 外が「白」内側が「黒」

こんなの常識。馬鹿にしないで!と思われた方。すいません。

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