せっかくブローした髪の毛が風が強いせいで台無しに!!という事ありますよね?でも意外と雑誌のモデルさんって最近《外で風に吹かれてるところをパシャリ》という写真も多くないですか?雑誌などはイメージなので少し話は変わるのかもしれませんが・・。ただ言えるのはそういった風をはらんだようなヘアスタイルの雰囲気が今っぽいというところです。
風が強くてもその後自然とまとまる。そんな感じに髪の毛を仕上げるのはどうしたらいいのか?ちょっとご紹介。
お客様にとっては耳の痛いお話かもしれませんが、いちばん肝心なのは乾かし方です。それも根元の乾かし方が重要です。「クセ」と言われるものがつくのが根元で寝ぐせだったり生えグセだったりをしっかり直すことが一番ヘアスタイルの影響してきます。そしてもう一つがコテなどを巻くときになるべく丁寧に回数分けて巻くことです。一回に多くの毛をつかんで巻くと熱の当たりが不十分な毛も出てきてしまう為スタイルが崩れる原因になります。なるべく時間をかけてあげられる分は回数分けて巻くことをオススメします。
このように「根元」のブローと「丁寧」に熱を加えることで鏡の前で作ったヘアスタイルがキープしやすくなります。
あと最後に一番大切なのは【カット】です。そのスタイルになるようにしっかり長さの調節、段の入りぐらい、重さのバランス、生えグセや髪質に合わせてカットするなど「自然とキマる」ようにカットしてあるかです。すいて誤魔化すことも出来ますが、それは基礎工事が適当な建物と同じですぐ崩れてしまいます。これは美容師次第なのでこれからもより「自然に」お客様のヘアスタイルがキマるように勉強してご提供していきます。